なぜ朝じゃダメなのか?
日本人の多くは夕食に重きを置く傾向があります。そして、夕食は朝や昼食に比べて料理自体が高カロリーであったり、お酒を飲んだりすることがあるため、太りやすい食事パターンになることがあります。
しかし、これは逆に言えば、夕食の摂取カロリーを減らすことができれば、ダイエットが容易になるということです。
『夜バナナダイエット』は、腹持ちが良く、満腹感も得られ、さらに腸にもやさしい低カロリーのバナナを夜に選ぶことで、自然に夕食の量を抑え、過食を予防することができます。
腹持ちの良いバナナを摂れば、夜中に空腹感で苦しむこともなく、無理なく続けられるので、リバウンドの可能性も少ないと言えます。
1日で最もカロリーが高くなりやすく、吸収も活発になる夕食にバナナを取り入れることこそが、このダイエットの1つのポイントになります。
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バナナのダイエットに有効な7つの成分
低カロリー(エネルギー86kcal)
「カロリーが高いのでは?」と誤解されることも多いバナナですが、1本(可食部100g)のカロリーはたったの86kcal。
これは、ご飯1杯(150g)の252kcalや食パン1枚(80g)の208kcalよりかなり低い値です。かつ、さまざまな栄養素がバランス良く含まれているため、ダイエットにもピッタリな食品といえるでしょう。
摂り過ぎた塩分を調節(カリウム)
バナナには、カリウムが豊富に含まれています。このカリウムには、余分なナトリウムを排出してむくみをとる効果があり、体内の浸透圧を調節してくれます。夜バナナダイエットで積極的にカリウムをとることで、むくみの解消に効果があるでしょう。
体の大事なエネルギー源(糖質)
バナナはいろいろな種類の糖を含み、それぞれ体内に吸収される速度が異なります。すべての糖が体内に吸収されるまでに時間がかかるため、血糖値の上昇も抑えられ、脂肪をため込みにくいと言われています。即効性と持続性を併せ持っていることから、持続的なエネルギー補給が可能に。
アスリートが試合前などに食べるのもそのためです。
便秘の予防、解消(食物繊維)
バナナは3分の2が食物繊維と言われるほど、豊富な食物繊維が含まれています。水溶性と不溶性の食物繊維の働きにより、脂質を吸着して体外に排出したり、排便を促す効果があると言われています。
遅くても10日から2週間もあれば効果がみられたという人が多く、便秘が原因でおなかがポッコリしているという人なら体重の変化もすぐに感じられるかもしれません。そのため、バナナは便通に悩む人にもおすすめの食材なのです。
エネルギー代謝を助ける(ビタミンB群)
バナナにバランスよく含まれるビタミンB群は水溶性ビタミンで、主にエネルギー代謝を円滑にする役割を果たします。たくさん摂取しても余分なものは尿として排出されるため、毎食コンスタントに摂りたい栄養素です。
骨の健康のために重要(マグネシウム)
マグネシウムは魚や大豆などに多く含まれる栄養素ですが、果物の中で含有量の多いのがバナナです。マグネシウムの約60~65%は骨に含まれていて、骨の健康のためにカルシウムとともにバランスよく摂取する必要があります。
また、マグネシウムは体の代謝作用全般で大切な役割を担っており、300種類以上もの酵素の働きを保つために欠かせません。
こちらも注目! バナナの大切な成分
栄養成分表示には示されていなくても、バナナで注目すべき成分には以下のようなものがあります。
・ポリフェノール類
強い抗酸化作用があるポリフェノールは赤ワインや緑茶のイメージが強い栄養素ですが、実はバナナにも含まれています。熟したバナナほどポリフェノールの含有量が高いため、シュガースポット(茶色い斑点)が現れて甘くなってきた「食べ頃」をおいしくいただくのがおすすめです。
・トリプトファン
脳内の神経伝達物質・セロトニンのもととなるのが、必須アミノ酸のひとつ、トリプトファンです。トリプトファンは、うつ傾向のある人や寝つきの悪い人に、精神を落ち着かせる、睡眠を促すといった働きがあります。果物の中で、バナナは多くのトリプトファンを含みます。
夜バナナダイエットの方法と効果的な摂取の仕方
バナナの選び方と保存方法
夜バナナダイエットを実践する際は、新鮮で正規の販売店で購入したバナナを選ぶことが重要です。また、熟したバナナを選んでください。熟したバナナは消化がしやすく、栄養素も豊富です。
保存方法としては、バナナは冷蔵庫に保存するよりも常温で保存した方が良いです。バナナは低温で冷やすと皮が黒くなり、食感や風味が変わってしまうためです。
適切な摂取量とタイミング
夕食の30分前にバナナ1本~2本と水200mlを飲み、夕食はいつも通り食べる
- 夕食の15~30分前にバナナを1~2本食べる
- コップ1杯(200ml程度)の水分(水、お茶など)を取る
- 夕食はおなかがいっぱいだと感じるまで通常通り食べる
その時、注意したいのが夕食の時間と量です。いくら夕食を普段通りに食べていいとしても、夜9時以降に食べたり、食べすぎていたのでは効果はありません。夕食はできるだけ早く食べ終えるようにしましょう。まずは1ヵ月続けてみることが大切です。
バナナはそのまま食べるのが基本ですが、温めてホットバナナにしたり、無糖ヨーグルトをかけたりして食べてもいいですよ。
ダイエットとの相性の良い食材との組み合わせ
夜バナナダイエットを効果的に行うためには、ダイエットと相性の良い他の食材との組み合わせも重要です。例えば、低カロリーのヨーグルトやアーモンドなどを一緒に摂ることで、満腹感が続きやすくなります。
また、野菜やタンパク質豊富な食材と組み合わせることで、栄養バランスを保ちながらダイエットを進めることができます。バナナは単品で食べるだけでなく、他の食材と組み合わせることで効果的なダイエットが実現できるでしょう。
バナナに飽きてしまった場合はホットバナナがおすすめ
普通のバナナを食べ続けるのに飽きてしまった!そういう人はバナナをアレンジして食べることをおすすめします。かといっていろいろ加えていたらカロリーオーバーしてしまいます。そこでオススメなのがホットバナナです。
温めることによって腸内環境も良くなり冷えを防止することによって代謝も良くなり快便につながります。またヨーグルトに合わせて食べるのもオススメです。
電子レンジで
バナナの皮をむき、1本まるごと、もしくはザク切りにして、お皿にのせたら600Wで30~40秒加熱します。皮つきの場合は、長めに2分30秒加熱すればOK!加熱する時は、ラップをする必要もないので楽チンです♪加熱時間も、好みに合わせて調節が可能です。
フライパンで
皮をむいて、食べやすい大きさに切ったら、フライパンで1分程、加熱します。お好みのトロトロ加減になったところで火を止めて、お皿に盛り付けてでき上がり♪レンジと違って、様子を見ながら、自分の好みの加減に調節できます。両面に焼き色をつけたい場合は、途中ひっくり返してもOKです。
トースターで
皮をむきまるごと、もしくは好みの大きさに切り、アルミホイルで包んだものを5分くらい加熱します。アルミホイルでなく、お皿にのせて加熱してもOK!皮ごと焼くこともでき、見た目は真っ黒になりますが、中のバナナは大丈夫です。こちらも焼き時間は、お好みで調節が可能です。
まとめ
夜バナナダイエットの最大のメリットは、苦労しないで痩せられるという点でしょう。
それはハードな運動をしたり、食事を我慢したりする必要がないからです。材料のバナナも安価で手に入ります。バナナを食前に2本食べるだけなので、おなかいっぱい食べられますし、好きな夕食を食べることもできるので初心者の人ほど試してほしいダイエットです。
最後にバナナにはさまざまな栄養が入っていますが、それだけでは不足してしまう栄養素もあります。あくまでも、バランスのいい食事がダイエット成功の鉄則です。
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