「ブロッコリーは、体に良い」というイメージから、何となく食生活の中に取り入れている人は多いと思います。
しかし、具体的にどのような栄養素が含まれているか、体にどのような良い影響があるのかまでは、詳しく知らない人も多いでしょう。
そこで今回は、ブロッコリーを食べるのが重要な理由というテーマで、ブロッコリーが体にもダイエットにも良いと言われる理由を詳しくご紹介していきたいと思います。
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ブロッコリーを食べるのが重要な理由
それでは早速、ブロッコリーを食べるのが重要な理由を見ていきましょう。
栄養素が豊富
ブロッコリーには、体の健康を保つために必要な下記のような栄養素が豊富に含まれています。
・カルシウム
・鉄分
・マグネシウム
・カリウム
・ビタミンC
・ビタミンB群
・ビタミンA
・ナイアシン
・食物繊維
・亜鉛
・葉酸など
カリウムは、体内のナトリウムを排出するために必要不可欠な栄養素で、水分量の調節をする作用もある事からブロッコリーを食べる事で「むくみ」を効果的に予防する事が出来ます。
またビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあり、代謝を促す事でダイエットを成功に導いてくれます。
ダイエット中は特に、過度な食事制限などによって栄養バランスが偏りがちになりますよね。
栄養が偏ると、髪がぱさぱさになったり、抜け毛が目立つようになります。
また皮膚の状態も悪くなり、シワやシミが気になり、健康面だけでなく美容においても悪影響を及ぼしてしまいます。
このように、ダイエットは栄養バランスを整える事が難しくなるわけですが、日頃から栄養素が豊富なブロッコリーを食べる事で、不足しがちな栄養素を効率よく摂取する事が出来ます。
満腹感を得られやすい
ブロッコリーは、非常に歯ごたえのある野菜なので、食べるたびに必然的に良く噛んでから飲み込む事になります。
そのため、自然と咀嚼の回数が増えて、あえて食事の量をコントロールしようとしなくても、少ない量で満腹感を得られるようになるのです。
また、料理に加える事でかさ増し効果もあり、目でも満足感を得られるというメリットがあります。
筋肉がつきやすくなる
健康的な体作りをしている人の中には、効果的に筋肉の量を増やそうとしている人が多いと思います。
ブロッコリーは野菜の中でもタンパク質が豊富に含まれており、筋トレなどを行う前にブロッコリーを食べる事で、筋肉がつきやすい体の状態に導いてくれます。
また、ブロッコリーに含まれているビタミンB6は、筋肉を育てるために欠かせない栄養素として知られており、代謝アップに繋がる筋肉量の増加をサポートしてくれる優れものなのです。
便秘を予防できる
ブロッコリーには、水に溶けない「不溶性食物繊維」が豊富に含まれており、その含有量は野菜の中でも上位に入ります。
その豊富な食物繊維で便のカサを増やす事で、スムーズな排便を促し便秘の予防をサポートしてくれるのです。
腸内環境も自然と整えてくれるので、ブロッコリーをコンスタントに食べる事でダイエット中に便秘に悩む事がなくなります。
体の解毒力をサポートする
ブロッコリーの中には、不要なものを体の中から排出するために必要な「スルフォラファン」という酵素が豊富に含まれていて、体の中に蓄積しやすい老廃物をスムーズに排出してくれる効果が期待出来ます。
排便を促す作用も同様ですが、体の中からどれだけ早く毒素を排出できるかで、健康状態も変わってくるのでブロッコリーの摂取が非常に重要だと言う事が分かりますね。
ブロッコリーを食べる際のポイント
では次に、ブロッコリーを食べる際のポイントをご紹介していきましょう。
ブロッコリーに含まれている様々な栄養素の効果を、最大限引き出すためのポイントを挙げていきます。
食前に摂る
ブロッコリーを食べるのは、出来るだけ食前がおすすめです。
なぜなら、食前に噛み応えのあるブロッコリーを食べる事で、満腹中枢が刺激され必要以上に食べ過ぎてしまうのを防ぐ事が出来るからです。
また、食事が胃の中に入る前に、食物繊維が豊富なブロッコリーが胃の中に入る事で、太る原因の1つである糖質の吸収を効果的に抑える事が出来ます。
茎までまるごと摂取する
ブロッコリーに含まれる栄養素を効率よく体に取り入れるためには、茎までまるごと摂取するのがおすすめです。
ブロッコリーの茎にも、ダイエット効果を高めるための食物繊維や、体の酸化を防いでくれるビタミンC・Eなどが豊富に含まれています。
そのため、茎の部分を捨ててしまうのはもったいないので、ブロッコリーを食べる際はぜひ茎までまるごと摂取するようにしましょう。
高たんぱく食材と組み合わせる
ブロッコリーは、野菜の中でもタンパク質の量が非常に高いですが、よりその効果を引き出すためには高たんぱく質の食材と組み合わせるのがおすすめです。
同じたんぱく質でも、植物性と動物性では効果や体に与える作用が異なるので、その両方をバランス良く摂取する事でそれぞれの効果を最大限引き出す事が出来るのです。
そのため、卵や肉・魚などと合わせてブロッコリーを食べるとさらに効果的です。
1日100g目安で食べる
どの食材にも言える事ですが、ブロッコリーも食べれば食べた分だけ効果がアップするわけではありません。
そのため、厳密に計るほどではありませんが、だいたい1日100gを目安に継続して食べるようにしましょう。
毎日、継続して食べ続ける事で、ブロッコリーに含まれている豊富な栄養成分を不足する事なく体に取り入れる事が出来ます。
味付けはシンプルに
野菜を食べる時に、ドレッシングなどの調味料を使う人は多いと思いますが、ブロッコリーを食べる時には出来るだけシンプルな味付けがおすすめです。
特にダイエット中は、ブロッコリー以外からのカロリー摂取を極力抑えたり、濃い味付けによる食欲増進を抑えるために、脂質の摂取量をを抑えられるノンオイルドレッシングなどを活用すると良いでしょう。
栄養を逃がさない調理方法
ブロッコリーは、鍋で茹でると水溶性の栄養素がお湯に流れ出てしまい、せっかくの栄養素を最大限取り入れる事が出来ません。
そこで一番おすすめの調理方法としては、電子レンジで加熱するというものです。
電子レンジで加熱すれば、ブロッコリーの栄養素を余すことなく摂取する事が出来るだけでなく、油などを使わなくても調理出来るのでダイエット中でも安心です。
※ブロッコリーを食べる時に気を付けるべき点
ブロッコリーに含まれる栄養素の中には、レシチンという成分があり、摂り過ぎると体臭の原因になると言われています。
そのため、1日の目安量である100g以上を継続して摂取してしまうと、体臭がきつくなる可能性があるので注意しましょう。
また、甲状腺機能低下症の治療を行っている人は、ブロッコリーに含まれる食物繊維が薬との相性が悪いため、医師に相談してから食べるようにしてください。
ブロッコリーのおすすめの食べ方
それでは最後に、ブロッコリーの栄養素を余すことなく食べる事が出来る食べ方をご紹介していきたいと思います。
「ブロッコリーのチーズ焼き」
*材料*
・ブロッコリー:1/2株
・とろけるチーズ:適量
・塩:少々
・こしょう:少々
*作り方*
①ブロッコリーを小房に分けて、耐熱容器に並べます。
②軽く塩・こしょうを振ったら、とろけるチーズをかけます。
③200度のオーブンで10分ほど焼いたら完成です。
この食べ方は、チーズとブロッコリーでたんぱく質を摂取する事ができ、簡単で体も温まるのでおすすめです。
おわりに
さて今回は、ブロッコリーを食べるのが重要な理由というテーマで、詳しく解説してみました。
ブロッコリーは、野菜でありながらたんぱく質を豊富に含み、ダイエットや体を健康に保つために欠かせない栄養素が多く含まれているという事がお分かり頂けたかと思います。
様々な食材との相性が良いという事もあり、毎日の食事に抵抗なく取り入れる事が出来るので、ぜひ活用してみてくださいね。
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