あなたが続けている筋トレについてですが、「頑張りが甘い」と言えるかもしれません。
と言うのも、心では限界を感じていても、「プラス1」くらいは頑張れるものなのです。
ぜひ、しっかりと限界まで追いこんで、効率よく筋肉を大きくしていきましょう。
■筋トレは甘くなりがち
多くの筋トレ初心者は、自分に甘くなりがちです。もちろん、筋トレをした後には、「限界まで頑張った」と思うことでしょう。
しかし、自分では「限界まで頑張った」と思ったとしても…実際には限界に至っていない可能性が高いのです。
◇限界を感じさせると、効率よく筋肉が大きくなる
ただ単に刺激を与えるだけでは、なかなか筋肉は大きくなりません。やはり、限界を感じさせてこそ、効率よく筋肉を大きくしていくことができるのです。
「筋トレをしているけど筋肉が大きくなりにくい」と悩んでいるとしましょう。この場合は、「筋肉を限界まで追いこめていない」という可能性が高いのです。
確かに、「自分は筋肉を限界まで追いこんでいるよ」と思うかもしれません。しかし、実際にはもっとギリギリまで、筋肉を追いこめるかもしれないのです。
◇筋トレでは「心の限界」で満足しがち
まず「体の限界」よりも、「心の限界」のほうが先に訪れます。
例えば、ダンベルカールで苦しくなり、「もう上がらない」と思ったとします。
この、「もう上がらない」という思いは、「心の限界」のサインですね。では、「もう上がらない」と思った矢先に、前澤社長が現れたとします。
そして、「あと2回ダンベルを上げたら100万円あげる」と言ってきたとします。この場合、あと2回くらいなら、死ぬ気でダンベルを上げれますよね。
一旦は「もう上がらない」と思って、心の限界を感じたわけです。それなのにも関わらず、100万円のおかげでダンベルを2回も上げられたわけです。
まさに、「心の限界」を感じても、「体の限界」に至るまでまだ頑張れるわけですね。限界まで追いこむことで、効率よく筋肉を大きくしていけるわけです。
■筋トレでは「体の限界」のギリギリを攻めよう
つまり、効率よく筋肉を大きくしたいのなら、「体の限界ギリギリを攻めた筋トレ」をすることが重要になるわけです。
筋トレをしていて「もう限界だ」と感じたとします。この場合、「今は心の限界を感じているだけで、あと少しは頑張れる」と思いましょう。
このように、「体の限界」のギリギリを攻めた筋トレをすることが、大きな筋肉を得る最短ルートになるのです。
◇心の限界を超えるのは難しい
筋トレでは「心の限界」を超えて、「体の限界」に近づきたいわけです。ただ、「心の限界を超える」というのは、少し難しいことなんですよね。
例えば、「心の限界」のギリギリに達して、ダンベルを8回上げれたとします。しかし、「体の限界」のギリギリを攻めれば、ダンベルを10回上げれるとします。
この場合、ほとんどの人は、ダンベルを8回上げて満足してしまうんですよね。ダンベルを8回上げるのも、ある程度は苦労するわけです。
そんな中で、さらにダンベルを2回も上げるというのは、かなりきついことなんですよね。だからこそ、ほとんどの人は、「心の限界」のギリギリに達して満足してしまいます。
つまり、ほとんどの人は、「体の限界」のギリギリまで攻めれず、効率的に筋肉を大きくできないのです。
◇「プラス1」だけ頑張ってみよう
「心の限界」を感じたとしても、「あと1回くらい」は頑張れるのではないでしょうか?
例えば、ダンベルカールをしており、「もう上がらない」と思ったとします。このような場面でも、「あと1回くらい」なら上げられるのではないでしょうか。
ダンベルを1回上げるのにかかる時間は約2秒ですからね。おそらく、心の限界を感じていても、2秒くらいは耐えられるでしょう。
このように、「もう上がらない」と思っても、「プラス1」を頑張ることが大切です。「プラス1」を頑張れば、心の限界を超えたことになります。
まさに、「プラス1」を頑張れば、「体の限界」に近づけたことになり、効率よく筋肉を大きくすることができるのです。
■筋肉を大きくしたいなら、筋トレ以外も大切に
筋トレをするにあたっては、「体の限界」のギリギリを攻めたいわけです。ただ、筋トレだけを頑張っていても、筋肉を大きくすることはできません。
しかし、筋肉を大きくするためには、食事や休息も重要になってきます。だからこそ、筋肉を大きくしたいのなら、筋トレ以外のことも大切にしてください。
■まとめ:限界+1回だけ頑張ってみる
筋トレにおいては、「体の限界」のギリギリを攻めることが大切です。「もう無理だ」と思っても、それは「心の限界」である可能性が高そうです。
ぜひ、「もう無理だ」と思っても、「プラス1」だけ頑張ってみてください。
「プラス1」でも頑張れば、「体の限界」に近づけます。ひいては、効率よく筋肉を大きくすることができるのです。
しかし、無理は禁物です。体を壊してしまっては元も子もありません。どうしても納得のいく成果が出ないときは、プロのトレーナーに教えてもらうのもいいでしょう。
コメント