お腹周りの脂肪を落とす方法6選

筋肉は、運動不足や年齢とともに落ちていきます。筋肉は内臓の位置を固定する働きもありますので、腹筋が衰えてくると内臓を支え切れなくなり、ぽこっと前に張り出してしまうのです。
さらにお腹周りの内臓に脂肪がついてくると、ますますお腹が出てきます。では、お腹の脂肪を減少させ、すっきりとしたスマートなお腹にするためには、どんな法方があるでしょうか。


普段から緊張感をもって生活する
まず普段からお腹に緊張感をもって生活すると、お腹の脂肪を減らすのに効果があります。どういうことかというと、脂肪は緊張感のない所につきやすいのです。
だから、立っているときも座っているときも、常にお腹を引き上げる感じで姿勢を保つようにします。いつも意識して、胸を高く顎を引き背中は反らないようにする。お腹を突き出さないようにすることがポイントです。

デスクワーク中心の仕事をしている方や、姿勢が悪い方は、日頃から意識して正しい姿勢を。
食事に気をつける
お腹の辺りの脂肪を減らすには、食事にも気をつける必要があります。特に食べられないものはないですが、食べる量には気をつけるようにします。特にダイエット中でなくても、食べすぎは体に良くありません。
ローカロリーだからと食べ過ぎるとカロリーオーバーになります。消費カロリーと摂取カロリーのバランスを考えて食べるようにしましょう。
脂肪を燃焼させる栄養素を摂る
お腹の脂肪をなくすためには、お腹の脂肪を燃焼させることが大事です。そうすることによって腹に脂肪がつきにくくなります。
脂肪を燃焼させるのに効果的な栄養素はビタミンB1とB2で、B1が炭水化物を、そしてB2が脂肪を燃焼させるのを助けます。
ビタミンB1の多い食品は、穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類などです。中でもとくに豚肉にはビタミンB1が豊富です。
ビタミンB2は、レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類などに多く含まれています。
このような脂肪の燃焼を助ける栄養素が不足していると、いくら運動や食事制限をしてもお腹の脂肪は減りにくくなります。
筋肉をつけ基礎代謝をあげる
ダイエットをして体重を減らすことができたとしても、筋肉がつかなくて基礎代謝も下がっていては、脂肪燃焼はうまくいきません。
お腹の脂肪を減らすと同時に、筋肉をつけることで基礎代謝が上がるので、食事に注意してたんぱく質を摂取することも必要になります。
お腹の脂肪を取るエクササイズ
お腹の脂肪を取るためには、食生活を改善するとともに簡単にできる、お腹やせのエクササイズを行うのが、おすすめです。お腹の脂肪を取るためのエクササイズは、自分が最も習慣として行いやすい時間帯を選んで下さい。例えば寝る前や朝起きたときなどを好きに選びましょう。
①お腹の脂肪を取るエクササイズで効果的なのは、みぞおちを引き締める運動で、ひざを立てて寝て肩 幅くらいに足を開き、腹筋をする要領で背中を丸めながら上体を少し起こします。
②お腹の脂肪を減らすエクササイズとして効果を上げるには、上体を持ち上げるときに肩甲骨が床から離れるくらいにするといいでしょう。下腹の脂肪を減らすための運動もあり、これもエクササイズとして効果があります。
③仰向けに寝て、頭と曲げた足を少し浮かして、その足をまっすぐにのばすという運動ですが、かかとを床に付けず、きりきりのところで止めるのがポイントです。体が動きそうになったら腕で床を押さえて、息は吐きながらゆっくりと繰り返します。
④わき腹の脂肪を減らすエクササイズもありますが、お腹の脂肪を減らすエクササイズと一緒に行うと効果的です。体を横にして足と肩ひじで体を支え、腰と上体を浮かして静止させるのが、わき腹の脂肪を取るエクササイズです。
わき腹を浮かしたとき、反らないようにと力を入れてまっすぐにさせることで、わき腹の脂肪燃焼はより活発になります。

お腹の脂肪を取るエクササイズは、家の中でも手軽にできるものが多いので、日常にすぐに取り入れることができるでしょう。
腹筋運動より続けやすいマッサージも有効
筋肉量を上げて、脂肪を燃焼させることが大事でが、続けることが大切です。運動が続かないという方は、寝る前や入浴中などいつでもできるマッサージをおすすめします。
そうすることで、ダイエットをサポートしてくれます。脂肪がたまりやすく、運動するのが難しい部位であるお腹周りだからこそ、脂肪を落とすにはマッサージが効果があります。
お腹に脂肪がたまっている人がなりやすい病気とは?

お腹の脂肪は、大部分が中性脂肪でできています。この中性脂肪が極端に増えると、動脈硬化の引き金になると言われています。血液中の中性脂肪が増加することで善玉コレステロールが減少し、それが血栓を作る原因になります。
それがやがて心筋梗塞や脳梗塞などの、恐ろしい病気を引き起こす原因となってしまいます。お腹の周りに内臓脂肪を溜め込んでいると、糖尿病や動脈硬化、また高血圧、高脂血症などの生活習慣病を招いてしまいます。
このような生活習慣病は一度かかるとなかなか治りにくく、一生治療しながら付き合っていかなければなりません。お腹に脂肪がたまっている人の問題は、見た目だけの問題といったような簡単なものではないのです。
まとめ
とりあえず、お腹に脂肪がたまっているなと少しでも感じる人は、病院で一度血液検査などを受けてみることをおすすめします。体脂肪の数値などはしっかり頭に入れておき、自分の体の健康な数値を把握することが大事です。
その上で日常の生活で、食生活の改善しながら、適度な運動も行い、お腹の脂肪をとるようにしましょう。お腹の脂肪が減ると、お腹まわりがすっきりして見た目だけでなく、血液の流れや新陳代謝がよくなって肌荒れや冷え性なども改善していき、体はどんどん健康になっていきます。
脂肪燃焼のための運動を行う際には、効率をあげ、モチベーション維持のためにも、利用できる時間が長く、マシンや器具も豊富に揃ったジムを利用するのもいいかもしれません。また、サプリの力を借りてもいいでしょう。


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