栄養の摂取量を考えた食事を

単なる栄養摂取ではなくて、食べたいものを食べることが幸せだという感覚で、食事をしている人は少なくありません。
食事では、適切なカロリー量で、栄養バランスも考えることが重要です。カロリーオーバーの食事を続けていると、メタボや、肥満、動脈効果などの原因になります。


肥満の最大の原因は過食
体にいい食事をすることは、病気のない体をつくるためには大切です。栄養を得るために食事をすることは、人の体にどのような影響を与えるのでしょうか。一般的に、一日三回の食事によって、栄養の補給は行われます。
栄養を摂りすぎると、不要な脂肪が体内に蓄積されます。体重が増え、肥満体型になるだけでなく、血液を体の隅々まで送り出す心臓のポンプに負荷がかかります。生活習慣病を未然に防ぐためには、食事の内容を見直し、カロリー過多な食事を避ける必要があります。
しかし、食事の量を少なくしすぎたり、絶食をするなどして体重を落とそうとすると、人間の体は飢餓状態になって、少ないカロリーでも体を維持しようとします。

この生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことを「恒常性」と言います。
基本は基礎代謝<摂取カロリー<消費カロリー
食事量が減っても、すぐに命に支障が出ることがないように、人体は代謝をひき下げて、少ないカロリー消費で体の機能を保てるようにします。そのため、ダイエット効率が低下します。
代謝の低い体になれば、食事量を減らしても、余剰分は貯蓄脂肪分になりますので、ダイエットはなかなか進みません。ダイエットに取り組む人のうち、食事の摂取量を減らそうとする人は多いです。
しかし突然、栄養摂取の量が少なくなると、人体は問題が発生したと思い込みます。体が飢餓状態に陥らない程度に食事の量を変え、栄養の摂取を継続することが大事です。
摂取したカロリー量と、消費したカロリー量の兼ね合いが、人の体をつくっています。これまでの食事量をいきなり減らすということはしないように気をつれて、食事量を適正なものに調整しましょう。
栄養を過剰に摂取した時のリスク

人間の体は栄養の摂取が欠かせませんが、たくさん摂取しすぎることは体によくありません。人間の体は、たくさん栄養を摂取しすぎると、肥満体型になってしまいます。
体重がつきすぎると健康維持が難しくなりますので、食事を摂取する時は、必要な栄養量を超えないようにします。

肥満による様々な弊害
まず、体重のつきすぎは、心臓によくありません。心臓というポンプが毛細血管の先まで血液を送ることが大変になって、体を維持することが大変になります。栄養摂取をしすぎる状態が続き、肥満になると、膝や腰へ負荷がかかるようになります。
それでも体重が増加し続けると、関節はきしみ始めて痛みを訴え、歩行が困難になる人もいるようです。栄養を大量に摂取することで、体重が増えた結果、生活習慣病の症状が出るようになるという人もいます。
生活習慣病は、脳卒中や動脈硬化などを引き起こす原因であることが指摘されています。動脈硬化の症状が進むと、心筋梗塞など命に関わる可能性が出てきますので、食事内容を改善して、生活習慣病を予防していきましょう。
ダイエットと生活習慣病の予防
特定の栄養が欠乏したり、多すぎたりしないように、量や内容に気を配って料理を決めるといいでしょう。食材を自分で調達し、家庭で料理ができればいいのですが、接待や会合で外で食べなくてはいけなかったり、残業で食事の時間が遅くなったりということもあります。
外で食事をしていると、摂取するカロリー量が多くなりがちです。また、果物や野菜を食べる機会が、どうしても少なくなります。お酒などの飲み物は、栄養は多くないと判断している人もいるようですが、以外とカロリーの高いものですので、飲む時には気をつけましょう。
食事から摂取する野菜やフルーツ類を増やし、極端にならない程度にカロリー制限をすることで、体の調子を整えることができます。

どうしても飲みたい場合は糖質ゼロのものを選ぶのがおすすめです。
バランスの取れた栄養摂取の方法

食事からの栄養摂取とは、食べたいものを食べるだけではなくて、偏りなく摂取することが大事です。栄養が偏らないように食事内容を決めることは、健康のためには大事なことであると言えるでしょう。では、体のことを考えた栄養の摂取の方法とは、一体どういったことでしょうか。
年代や性別によって摂取する食事の量は異なる
年齢や性別、体型、一日に消費するカロリー量によって、一日に摂取したい食事の分量は異なります。平均で見た場合に、最も適した食事の量や栄養バランスはどうでしょうか。栄養には3大栄養素というものがあり、これが、人体の維持には大事になります。
たんぱく質、脂質、炭水化物の三種類が、3大栄養素と呼ばれているものです。脂質が少ない食事が体にいいものだと思っている人もいるようですが、実際には適量の脂質を摂取することが推奨されています。食べ過ぎがな良くないという話なだけです。
やり方を間違えるとかえって太る?
炭水化物抜きダイエットというダイエット方法を、実践しているという人は増えています。ですが、炭水化物は体を維持するために大事な栄養成分です。
炭水化物を全く食べない生活は、体によくない影響を与える可能性が高いと言われています。炭水化物は体内で、活動に必要なエネルギーになります。体を使うなら、なくてはならないものです。
消費カロリーより多い摂取カロリーを炭水化物で得ていると、消費が追いつかなかった分は脂肪になってしまいますが、かといった摂取しないでいると、エネルギー燃焼率の悪い体になります。

ダイエット効果があるがリバウンドする危険性あり!
PFCバランスの大切さを知ろう
PFCバランスとは、摂取カロリーのうちP=Protein(たんぱく質)、F=Fat(脂質)、C=Carbohydrate(炭水化物)を、どれくらいの割合で摂取するのが理想的かを比率であらわしたものです。
年代や性別、目標摂取カロリーなどで比率は変わってきますが、厚生労働省によって定められている理想バランスは、P(たんぱく質):15%(13~20%)、F(脂質):25%(20~30%)、C(炭水化物):60%(50~65%)になります。
以上のように食事から、たんぱく質、脂質、炭水化物の3大栄養素をバランスよく摂取するようにする必要があるでしょう。炭水化物5:たんぱく質3:脂質2を心がけて食事のメニューをつくると、栄養バランスがとれます。
ただ食事ごとにカロリー量をいちいちチェックしてていると食事がおっくうになってしまいますので、大体の見当をつける程度で十分です。
食べても絶対太らない食事管理の仕方を徹底解説!!【ダイエット】

ひなたん、カワユス( ^ω^)・・・。
まとめ
いかかでしたでしょうか?バランスのとれた食事は生活習慣病の予防だけではなく、ひいてはダイエットにも効果的なのがわかりました。
ただPFCバランスは毎日きっちり守らないといけないものではなく、現在の栄養バランスを知るための手がかりとなるものです。
今まで知らなかった人もPFCバランスを整えることで、きっと以前よりも健康的な食生活を送ることが出来るようになるはずです。
自分に合ったPFCバランスを知ることで、無理なく健康的な体づくりができるでしょう。また、アプリなどを上手く活用するのもひとつの手段です。


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